今夜は皆既月食があったので、カメラを持ち出して撮影してみることにした。
今回は自宅周辺では天気が良く、観測しやすい高度と時間帯だったので、
じっくりと月食を観賞することができた。
まずは、下の写真のように、月が徐々に欠けていくのを撮影してみた。
左下の方から、地球の影によって月食が進んできているのが分かる。
月食が更に進み、地球の影で完全に覆われると、皆既月食の状態になる。
写真で撮影すると、赤銅色と呼ばれる独特の色合いとなる。
ここで、2枚目の写真の左下を拡大すると、青白い点が見える。
下の写真が、拡大したものである。
これが、おそらく天王星であり、この写真を撮影した数分後には、天王星が月に隠れてしまった。
この現象が、月によって天王星が隠される天王星食である。
皆既月食中に惑星食が日本で起きるのは、442年ぶりとのことなので、非常にレアな現象であった。
この貴重な瞬間が、購入してから7年ぐらい経過した古い一眼レフカメラ(PENTAX K-50)でも、
なんとか撮影することができたのであった。
皆既状態が終わると、月が地球の影から抜けていき、
月の形状が、徐々に満月の状態へ戻っていった。
今回は快晴だったので、皆既月食を最初から最後まで観測でき、
皆既月食中の惑星食という、442年ぶりの貴重な天体ショーを
堪能することができたのであった。(´∀`)
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