楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)のお遊び用機種として、続いては、富士通より発売されたarrows M02を選定してみた。
手持ちのスマホコレクションの中では、SH-M05に次いで新しい機種ではある。しかし、発売されたのが、4年以上も前なのであった。Androidのバージョンを見てみると、5.1.1という5世代ぐらい前にのモノであった。
ここまで古いと、恐らくはSH-M05のようには上手く動かないと思うが、どこまでできるかを試してみることにした。
まずは、arrows M02のSIMトレーに楽天モバイルのSIMカードを嵌めてみた。
何となくだが、トレーが変色してきているように見える。4年も経過しているので、プラスチックの部品は劣化してくるようだ。
SIMトレーをarrows M02本体に差し込み、いつも通りに電源を入れてみた。
しばらく待つと、いつものロック解除画面になった。その画面になったばかりの時は、通信回線のアンテナが×表示になっていた。
もう少し放置してみたところ、他のスマホと同様に、左上にRakutenの文字列が表示された。
楽天回線を認知できたようだが、arrows M02の通信設定がどうなったのかを調べてみると、APNが自動で設定されていなかった。
手動で設定しようと、設定項目を調べたが、公式のサイトから見つけることはできなかった。(2020/4/18時点)
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)対応機種は、今のところ自動設定で対応できる機種のみのだからであろうか?
そこで、SH-M05で設定されていたAPN設定と同じ内容で入力してみた。
・名前:rakuten.jp
・APN:rakuten.jp
・MCC:440
・MNC:11
・APNタイプ:default,supl,dun
この位の項目であっただろうか。他の項目については、デフォルトのままにした。
すると、楽天回線でのネット接続ができるようになった。これで、データ通信は普通にできるようだ。
続いて、電話の機能が使えるかをテストしてみた。
arrows M02から発信してみると、プップップッ・・・と20秒近くなった後に、電源が入っていないか、電波が届かない場所にいるとのメッセージが聞こえてきて、電話を掛けることができたかった。
また、他の電話からarrows M02に電話を掛けてみても、同じ現象が起きてしまい、arrows M02に着信することはできなかった。
結果的に、データ通信は行うことができるが、電話機能は使えないということになった。
また、arrows M02の電話機能は無理でも、Rakuten Linkでの電話は使えるのではないか?と期待をしていたが、Rakuten Linkのアプリをインストールすることができなかった。
お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません。と、拒否されてしまったのだ。
ということで、arrows M02では、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)のSIMカードについては、データ通信のみが使用できるという結果になってしまった。
やっぱり、それなりに最新の機種じゃないと、正常に動作させるのは厳しいのね。(^_^;)
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