シャワーの水漏れを直してみた

自宅の浴室で使用しているシャワーが、水が止まりにくくなってしまった。

シャワーを止めるときに、止める位置へハンドルを回すとパチッ音がするのだが、ハンドルが緩くなってしまい、ハンドルの位置によっては水が出たままになってしまうようだ。

設置してから約10年が経過しているので、シャワーを丸ごと交換しなければならないのかと思っていた。しかし、ネットで検索すると、シャワーの本体に内蔵してある開閉ユニットという部品を交換すれば修理可能であることが分かった。

自宅のシャワーの詳細を調べてみると、TOTO製のTMJ40B7Bという型番の製品であった。これに適合する開閉ユニットを調べてみたところ、TH577-1という型番であることが分かった。

※以下の写真には、カビや汚れが繁殖した部分がありますので、ご了承下さいm(_ _)m

 

さっそく、ネットで開閉ユニットの購入手続きを行った。無事に数日で到着したのであった。

お値段は、送料を含めると、\3,000ぐらいであった。このお値段で水漏れが直せるなら、交換する価値が十分にあると思う。

届いたものを開封してみた。開閉ユニット・蛇口のハンドル・説明書が入っていた。

ここで一つの疑問が生じた。今使っているシャワーのハンドルはメッキ加工されてるのに、付属しているハンドルは無塗装であるけど、大丈夫かしら?と思った。

改めて説明書を見ると、TMJ40型はTH577-1が適合するって書いているから、ハンドルは交換しなければいいのかもね。

この説明書きを信じて、以下の手順で交換作業を行った。

1.水道の元栓を止める

これを忘れて作業を行うと、水が吹き出て大変なことになるので、必ず閉めたことを確認しよう。

2.シャワー本体から開閉ユニットを取り外す

まずは、切替ハンドルを取り外す。この型はネジで固定されているので、ネジを隠してあるキャップを取り外す必要がある。意外と固いので、周囲を傷つけないように慎重に行った。

すると、ネジが見えてくるので、そのネジを外せば切替ハンドルを取り外すことができる。

続いて、シャワーの位置を記してあるインデックスを取り外す。何も固定されていないが、プラスチック製なので、割らないように慎重広げて取り外す。

インデックスの下に隠れていたナットを、ウォータープライヤーなどの工具で緩めて、プラスチック製のスペーサーを取り外す。

最後に、交換対象の開閉ユニットを取り外す。これが結構固く、手で引っ張るだけでは取り外せなかった。ウォータープライヤーなどで掴み、ゆっくりと引っ張ろう。

徐々に力を入れると、突然スポン!と抜けて水栓内に残っていた水が噴き出すので、力加減に注意する必要がある。

3.新しい開閉ユニットを組み込み、元通りに組み付ける

後は、新しい開閉ユニットを組み込み、取り外した部品を組み立てるだけである。

せっかくなので、取り外した開閉ユニットと、新品のものを並べてみた。

上の写真よく見ると、3カ所に取り付けてある、黒いゴムのリングが摩耗しているのが分かる。写真の上が新品で、下が使い込んだものである。10年使用していれば、結構消耗するのである。

また、写真の白いプラスチックの形状が、上と下とで違うことが分かる。これでも大丈夫かなと不安になったが、説明書を信じて組み立てることにした。

組み立てる時は、各部品の溝を合わせないと組み付けられないようになっているので、溝の位置に注意しよう。

ようやく元通りに組み立てが終了した。ついでにカビっぽいものが付着して汚れていたので、掃除もしてみた。

4.水道の元栓を開ける

元栓を開けたら、水漏れがないことを確実にチェックしておこう。

これで無事に修理が終わった。ハンドルを回してカチッと音がした所で、確実にシャワーが止まるようになった。これでまた10年は安泰なのだろう。(´∀`)

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